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令和1年6月30日(日)日本臨床歯科学会 福岡支部2019年度 第2回学術大会 会員発表一般講演会

令和1年6月30日(日)に電気ビル共創館で、2019度第2回例会として会員発表会が開催され57名が参加した。7演題のエントリーに対し、2セクションに分けて発表と質疑応答を行い、様々な角度から意見交換が行われた。
新元号になって初の例会、会員発表ということで、若手は30歳からのエントリーもあり、いつにも増して活発な質疑応答が見受けられた。発表内容としては診査診断から治療計画の立案、補綴設計、マテリアルの選択、MIを考慮した補綴治療、前歯部審美領域から全顎的なインプラント治療、オーバーデンチャーなど様々な分野のディスカッションが行われた。
また発表内容は、若年者から高齢者まで様々な問題が混在する中で、各症例ごとに患者の立場に立ち、どのような治療が最適か考えられた発表が多かったように思われる。参加者にとって明日からの診療の参考になったのではないだろうか。今後の会員発表は新入会者や発表未経験者のエントリーも期待したい。

セクション1
座長 山崎 章弘 先生
一般講演①
「若年者のDental Erosion に対し低侵襲に全顎的修復を行った1症例」
あかま歯科クリニック
赤間 廣輔 先生

一般講演②
「部分欠損症例に対して、インプラント治療を用いて咬合再構成した症例」
秋元歯科医院
秋元 喜文 先生

一般講演③
「前歯部パラタルベニアと臼歯部インプラントによるフルマウスリコンストラクション」
第一歯科診療所
野村 勇太 先生

一般講演④
「インプラントとマグネットを用いた部分床義歯のコンパクト化と審美性の確保」
こつぼ歯科医院
小坪 義博 先生

セクション2
座長 高橋 聡 先生
一般講演⑤
「歯根破折歯の抜歯後の大きな骨欠損を伴う上顎前歯部インプラント治療の一例」
とも歯科クリニック
友成 隆之 先生

一般講演⑥
「多数の不良補綴物により咬合の不調和を訴える患者に咬合再構成を行った1症例」
くにさき歯科
國﨑 貴裕 先生

一般講演⑦
「重度歯周病を有する壮年男性に対しインプラント修復で機能回復を行った一例」
菊池歯科医院
菊池 大輔 先生

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